このブログを見てくださっている人はどのような人なのでしょう。出産を控えている人ですか?それともすでに出産して美容室へ行きたいけど、なかなか難しい…と思い悩んでいる人でしょうか。
そんな方々の参考になると嬉しいです。ぜひ最後まで読んでみてください♪
美容室に行きたいのに行けない…その理由は?
美容室へ行きたいけど行けない…!という人のためにも何故気軽に行きづらくなってしまったのか。
とあるアンケートによると”産前と比べて出産後に美容室へ行く回数が減った”と回答した人は8割以上だったそうです。出産後は約半数の人が美容室へ行く頻度は半年に1回だそうで、出産後に美容室へ1度も行けていない人は約1割もいるそう。
産前にできる限り負担のかからないヘアスタイルにしておくのも一つの手です。その場合は下記の記事を参考にしてみてくさい。

しかし、ずっと美容室へ行けないのはストレスが溜まります。なのに実際に気軽に美容室へ行けているいる人は少ないのが現状です。
なぜ美容室へ行くことができないのでしょうか。その理由を紐解いてみたいと思います。
出産で体がボロボロで外出できない

「産褥期」という言葉をご存知でしょうか。(さんじょくき)と読みますが、出産後に体が妊娠前の状態に戻るまでの期間をさします。特にこの期間は一見元気そうに見えても体はボロボロです。
その期間は人によって様々で、一般的に4週間〜6週間とも言われています。悪露と呼ばれるお産のあとの血が混ざったおりものも出続けています。
骨盤もグラグラで長時間同じ姿勢で座っていることも辛い人がほとんどでしょう。産後1ヶ月ほどのこの産褥期の間は家事をほとんどせず、寝てすごすように言われることが多いです。
こんな状態で美容室へ行くのは現実的ではないですよね…。
赤ちゃんの授乳間隔が短く、人に預けることができない

産まれたばかりの赤ちゃんは起きている時間は短いですが、長い間寝ることもできません。
「3時間ごとに授乳」と聞いたこともあるかもしれませんが、これは少し語弊があります。実際には前回の授乳開始から3時間後には次の授乳の時間になる、ということです。
赤ちゃんは吸引力が弱いので1回の授乳に30分以上かかることも珍しくありません。なので12時から30分授乳して、おむつやお着替えをして2時間もしないうちに次の授乳時間がやってくるということです。
この2時間で美容室に行くことは難しいでしょう。更に完全母乳の場合は、頻回授乳といって泣いたら授乳するのが一般的です。ミルクに比べると消化もはやいので授乳間隔は3時間保たないことがほとんどでした。
この授乳間隔は成長と共に伸びていくので、人に預ける場合はこの感覚が3〜4時間に伸びて安定するまで控えた方がいいでしょう。
預けられる人がいない

上記のように出産直後は母体も赤ちゃんも体調が安定しておらず、外出することは難しいです。しかし、産後6ヶ月以上たっても美容室に行けない人が一定数います。
その理由は赤ちゃんを預けられる人がいないという事です。
出産する時は里帰り出産で実母が手伝ってくれたり、育児休暇を取得してくれる旦那さんがいる等手伝ってくれる人が身近にいることが多いです。しかし、ある程度の期間がすぎると日中は1人で子供の相手をしているママが多いです。
実家も遠く、旦那も1人で赤ちゃんのお世話をするのは怖くてできないといった理由で預けることができない人も多いのではないのでしょうか。
いつから美容室に行けるようになるのか

まずは体調面から考えて、いつから美容室に行けるようになるのか考えてみましょう。
母体の体調面を考えると産後2ヶ月ほど経つころには、問題なく美容室に行くことができるようになっているでしょう。早くとも1ヶ月健診以降で、ママの身体の回復が順調と判断されてからにしましょう。
カットだけならおすすめは授乳間隔が安定してくる2ヶ月以降です。
カラーやその他の施術をするのであれば産後4ヶ月以降がいいと思います。

とりあえず短時間で終わるカットだけ行く!というママさんが多いそうです。
人に預けて美容室へ行く為にすること


美容室へ行きたい!と思ったら赤ちゃんを人に預けて行くのが最善の解でしょう。
しかし、突然「よろしく!」と言ってあずけられるほど赤ちゃんのお世話は簡単ではありません。事前にしっかり準備して預けるようにしましょう。
誰に預けるか考える
まずは誰に子供を預けるか考えましょう。美容室へ行って帰ってくるまでの時間は早くて2時間程度です。(施術1時間、移動時間1時間)
直前に授乳して、お昼寝の時間を見計らって外出すればさほど手もかからずにお世話できるので、身近な人に頼むのが一番いいと思います。育児経験のある実母や旦那さんに預けるのが安心できます。
しかしどちらも都合がつかなくて預けられない…という人はベビーシッターを頼むことや保育室などの一時預かりを使うことも可能です。
預ける前に赤ちゃんに慣れておいてほしいこと
赤ちゃんを預ける場合は困ったことにならないように事前に慣らしておくべきことがあります。
まずひとつ目は預ける人と事前に触れ合って赤ちゃんが驚かないようにすることです。人見知りする時期ももちろんありますが、突然見知らぬ人と2人きりになってしまうと赤ちゃんもびっくりします。事前にコミュニケーションと取っておきましょう。
ふたつ目は水分補給ができるように哺乳瓶(ストローマグ)に慣れておいてもらうことです。ママがいない事に気がついた赤ちゃんはきっと大泣きするでしょう。たとえ短時間だとしても水分補給ができないと脱水症状を起こしてしまう可能性がります。母乳以外の水分補給方法を確保しておくことは預ける時の必須条件です。
預ける際の注意点
実際に預けるときには預ける人が困らないように育児グッズがどこにあるか説明しておきましょう。
おむつやタオル、着替えがどこにあるかわかりやすい場所にまとめておくと親切ですね!もしも泣き止まなかったり困った事が起きたらすぐにママに連絡するように伝えることも大事です。
訳を話しておけば施術中でも電話で対応できると思うので、気軽に連絡を取れるようにしておきましょう。
当日は赤ちゃんの体調をしっかりチェック
当日はママの体調はもちろんのこと、赤ちゃんの体調もしっかりチェックしましょう。いつもと少し様子が違う場合は延期する方がいいです。
いつもより不機嫌、授乳時間が長い、離乳食を食べてくれないなど些細な変化に気がつけるのは母親だけです。安心して美容室へ行くためにも当日は特に注意深く観察しましょう。



私は産後初めて赤ちゃんと離れたのが美容室へ行く時でした。
不安でドキドキですが、事前準備をしっかりしてて少しでも不安を払拭できるようにしておきましょう!
美容院での注意点


さて、実際に施術してもらう際の注意点です。
施術は最低限にする
施術は欲張らず短時間でできるメニューをオーダーしましょう。トリートメントのみ、カットのみといった単品メニューでオーダーし、もし複数の施術をしたい場合は何度かに分けて行くと母体にも赤ちゃんにも負担が少なくなると思います。
カラーなど強い薬剤を使うときには注意が必要です。産後はホルモン量が上下し、敏感になりやすくなっています。産前は問題なかったものも、産後に体質が変化して過剰に反応する場合も。様子を見ながら使用するようにいましょう。
ヘアスタイルは美容師さんと良く相談する
産後は髪の毛に関するマイナートラブルに悩まされる人がたくさんいます。実際にどのような髪型にするかは美容師さんと相談して決めましょう。
今後どの程度の頻度で美容室へ通うことができるのか、セットしやすい髪型はどれか提案してもらうといいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?産後の美容室に関する不安は取り除けたでしょうか。
今回のポイントは次の通りでした
①美容室へ行く際は赤ちゃんを誰かに預ける必要がある。
②預ける際には事前に準備をする。
③施術は短時間で済むように。必要に応じて数回に分けて施術してもらう。
産後6ヶ月をすぎると赤ちゃんを預けられる施設が増えるので、そういったところを利用していくのもいいかもしれませんね!
美容室へ行くのは単純に髪の毛のケアをするだけでなく、リラックスする為という人もいます。ぜひ上手く利用して育児も頑張ってください♪
子連れでも安心していける横浜駅近くにある美容室も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください♪



